買い取れる売掛金の種類

計算

ファクタリングでは、どのような売掛金が買い取りの対象になるのでしょうか?業種、金額、支払期日、支払い遅延の有無など、売掛金ひとつとっても同じものはありません。

いざ申し込んでも、断られたらと思うと二の足を踏んでいる事業者も少なくはないでしょう。

そこで、本記事では「どのような売掛金をファクタリングしてもらえるのか?」「どういう売掛金は買い取って貰えないのか?」という点を解説していきます。

「売掛金」であれば、ほぼすべて買い取り可能

ファクタリングは、基本的にBtoB(企業間取引)で発生した「売掛金」であれば、ほぼすべてが買い取り対象になります。具体的に、いくつかのファクタリング業者の回答を見てみましょう。

Q.どのような売掛債権をファクタリングできますか?
A.遅延されていなく、通常の商取引で発生した全ての売掛債権が対象になります。売掛先様が個人(屋号)経営の場合は対象になりません。 ※詳しくはお問い合わせください。
引用:よくある質問 – 株式会社ビートレーディング

Q.どんな売掛金がファクタリングの対象となりますか?
A.ほとんどの売掛債権が対象になりますが、売掛先が個人(屋号)経営の場合は対象になりません。詳しくはお問い合わせください
引用:よくある質問 – 株式会社三共サービス

Q.どのような売掛金が、ファクタリングの対象となるのですか?
A.「売掛金」、「運送料債権」、「工事請負債権」、「診療報酬債権」、「その他の債権」となりますが、ほとんどの売掛金が対象になると考えて結構です。 どんな債権が取り扱えるかは、お問合せ下さい。
引用:ファクタリングをご利用の方 – ワダツミ株式会社

このように、小売業などでも仕入れ代金で売掛金が発生しているのなら、それも含まれます。

また、このような「売掛債権」を業者が一括買い取りする手法を「一括ファクタリング」と呼びます。

続いて、ファクタリングで買い取ることができる売掛債権の種類を紹介していきましょう。

ファクタリングで買い取ってもらえる売掛金の種類

先ほど、ほとんどすべての売掛債権を買い取ってもらえると述べましたが、具体的にどのようなものが買い取りの対象になるのかを以下にまとめました。

  • 売掛債権(建築業、製造業、運送業、宿泊業、飲食業など)
  • 医療報酬債権(医療機関、介護、福祉、薬局など)
  • 輸出債権(貿易業など)

大きく分けると、この3種類が該当します。それぞれ、細かい仕組みが異なります(特に、売掛債権&医療債権と、輸出債権は仕組みも目的も大きく違います)ので、覚えておくと良いでしょう。

この3つの売掛債権は、それぞれファクタリングでは以下のように分けられています。

  • 売掛債権→一括(買取)ファクタリング
  • 医療報酬債権→医療ファクタリング
  • 輸出債権→国際ファクタリング

それぞれ、名前こそ違うものの「債権を買い取る」という目的で大きな違いはありません。

買取額が高額な債権や支払期限の長い債権でもOK

買い取れる種類がわかったところで、次に気になるのは買取額の上限や、支払サイクルの長い債権を買い取ってくれるのかどうか、という点でしょう。結論から言えば、多少高額なものや、支払いサイクルの長い債権でも買い取りに応じてくれます。

近年、ファクタリングは業者による競争が進み、1億円以上の債権や、支払いサイクルが2年を超えるような債権でも買い取りに応じてくれるようになりました(もちろん業者によって限度額は異なりますが)。

もちろん、審査に通るかどうか、希望どおりの査定額になるかどうかはまた別なのですが、まずは一度ファクタリング業者に相談してみるのが吉。

ただし、買い取ってもらえない債権も存在します。続いて見ていきましょう。

買い取ってもらえない売掛金(債権)

すでにご紹介したように、ほとんどすべての売掛金は買い取りの対象となりますが、買い取りNGの売掛金もいくつかあります。

いくつかのファクタリング業者の買い取り対象を確認したところ、一般的には、以下の売掛金が一般的に取り扱いNGとなっているようです。

Q.既に支払期限が過ぎてしまっている売掛金は取扱出来ますか?
A.申し訳ございませんが、支払遅延が発生している売掛金はお取扱出来ません。但し、未収金・不良債権の買取サービス・回収委託サービスもございますので、お気軽にお問い合わせください。
引用:ファクタリングをご利用の方 – ワダツミ株式会社

  • 支払い遅延を起こした売掛金(未収金・不良債権)
  • 売掛先が個人事業主(屋号経営)の売掛金

それでは、詳しく見ていきましょう。

支払い遅延を起こした売掛金(未収金・不良債権)

まず、すでに支払い遅延を起こしている売掛金は買い取ってもらえません。不良債権は専門の回収サービスを利用するのがベターです。

売掛先が個人事業主(屋号経営)の売掛金

次に、売掛先が個人事業主(屋号経営)の債権。これは、信用力の観点からほとんどの業者でNGとなっています。

ファクタリング業者は、何よりも「売掛先の支払い能力」を重要視するので、信用力の低い個人事業主では厳しいということですね。

逆に言うと、上記2つに該当していなければ買い取ってもらえる可能性はあるということになりますので、頭に入れておくとよいでしょう。

一部例外を除きほぼ全て買取可能!

ファクタリングで買い取って貰える売掛金(売掛債権)は、「支払い遅延を起こしておらず、売掛先が個人事業主ではない売掛金」ほぼすべてです。

個人事業主がNGとなっているとおり、売掛金の中でもBtoC(企業間でないもの)は対象外となりますので注意しましょう。

資金調達手法としては、ファクタリングは経産省も推奨する手段のひとつです。キャッシュフロー改善に向けて相談に乗ってもらえるような、自社に合ったファクタリング業者を探してみましょう。

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筆者: ファクタリング編集部

はじめてファクタリングを利用されたい方のために、どこよりもわかりやすいファクタリング情報の発信を心掛けています。

編集部では、保険や投資、キャッシングに詳しい金融のスペシャリストが在籍しており、最新の情報を発信できるよう日々情報を収集しています。

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